
昨年までのUSポスタルに代わり、ディスカバリーコミュニケーションズ社が新たにスポンサーになった。
ご存じのように、同社は米・メリーランド州本社のTV局で、アドベンチャーやテクノロジー、歴史などを専門に番組を制作している。1985年に設立され、33言語、世界155ケ国で1億世帯(累計)に番組を配信する。日本でもケーブルテレビ、CS放送で視聴することができるエンターテイメント企業だ。
チームメンバーは、USポスタルから在籍する選手が殆どだが、フォナックへF・ランディスとV・ペーニャが移籍。しかし今年新たに加入したP・サボルデッリはジロ・デ・イタリアで総合優勝を果たし、ポポビッチもドフィーネ・リベレでG・ヒンカピーをステージ優勝へ導くなど戦力は高い。
話題として忘れてならないのは、日本人・別府史之選手の存在だ。チームで最も若い選手であり、まだグランツールには登場しないが、シーズン初めのツール・ド・ランカウイの活躍でその名を世界に知らしめた。
ランス・アームストロングは今ツールを最後に引退を表明しているが、「最後のツールで負けるわけにはいかない」と7連覇に向け意欲を見せている。事実、トレックでは「ランス・プロジェクト」と称するランスをツール優勝に導くための最速バイクを作るプロジェクトが昨年に引き続き実施された。さらに、彼が有言実行の人であることは誰もが認めるところだ。
ランス最後のツールは、世界が注目する一大イベントになることは間違いない。








