トレック ツール・ド・フランス04レポート
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Lance Armstrong 5連覇の軌跡

 USPS Team Superlight
 USPS Team Superlight
レースレポートこのコースの概略
第9ステージ
このステージまでの4賞
マイヨ・ジョーヌ
VOECKLER Thomas
マイヨ・ベール
MC EWEN Robbie
マイヨ・ブラン・アポアルージュ
BETTINI Paolo
マイヨ・ブラン
VOECKLER Thomas

第9ステージ
サン・レオナール・ド・ノブラ〜ゲレ(160.5Km)


参加選手の出身地を通過するときに、彼らが家族や知人に暖かく迎えられるシーンが時々映像になる。誇らしげな選手たちの表情が印象的だ。

ツールの総合ディレクター、ジャンマリー・ルブラン氏も、元プロ選手。フランスの大学チャンピオンになった後、プロでも通算7勝。68年と70年にツールにも参戦、それぞれ58位、83位で完走している。選手時代にはかなわなかったが、91年には故郷フォンテーヌ・オー・ボアの町をツールが通過する。競技を始めたきっかけだったレースファンの両親に孝行ができたと語っている。

今ステージは、休息日明けで元気を取り戻した選手が山や谷を駆け回る。しかし、これから延々続く山岳ステージ。エースたちはまだ動かないか。


REPORT

ラスト25mで125キロの大逃げ潰される。マキュアン2勝目。

休息日明けで、わずか2ステージとなった平たん区間。積極的に逃げに出たのは、F・シメオーニ(DVE)とI・ランダルーチェ(EUS)。40キロ地点から逃げる2選手を大集団も黙認、96キロ地点で10分まで差は広がる。残り64キロ。このまま逃げ切りかと思われたが、クイックステップ、クレディアグリコールなどが強力に牽引、無情にも残り25mで2選手を吸収。今ステージもスプリント勝負となり、R・マキュアン(LOT)がタイヤ半分の差でT・ハスホフト(C.A)をかわし2勝目を挙げた。

マヨ、山岳賞狙いに転じる?

−休息日明けは、鋭気を養った選手たちが暴れることが多い−細かなアタックが繰り返されては潰される、序盤はまさにそんな展開だった。
第1山岳ポイントでは、7度目の山岳ジャージを狙うR・ビランク(QSD)とI・マヨ(EUS)がポイント争い。総合タイムで遅れをとっているマヨは山岳賞狙いに切り替えたのか...。

逃げの行方

第9ステージ

40キロ付近から逃げる2選手に、広がり続けるタイム差が伝えられる。大集団をコントロールするブリオシュ・ラ・ブランジェールのゆったりしたペースに後押しされている格好だ。
このまま逃がしておくと区間優勝が危うくなるギリギリの96キロ地点。前半の緩すぎたペースを取り戻すために、ビランクやP・ベッティーニ(QSD)、C・モロー(C.A)まで先頭交代に加わり、大集団は必死で追撃を開始する。
大集団の動きは、2選手の協力関係をさらに固くする。互いに声をかけながら、さらに強くペダルを踏みつけた。

しかし豪華メンバーが牽引する大集団も、その差をみるみる詰めてくる。

1.5キロを残し21秒差

2選手は、巨大なブラックホールのような大集団を感じながら、ゴール前の直線区間に入った。

第9ステージ

ランダルーチェに付かれたシメオーニは、牽制のため後ろを振り返る。彼の目に映ったのは、恐ろしいほどのスピードで迫る大集団。しかし彼には、もうそれを振り切る余裕はない。
一方、ランダルーチェはゴール前の歓声で大集団の轟音が聞き取れなかったのか、シメオーニが諦めた瞬間にスプリントを始めるが、大集団のスピードがはるかに勝っていた。わずか残り25mで、彼らの努力は水泡に帰してしまう。
ゴール前でスピードを緩めなければ、もっと早く大集団の足音に気付いていれば、25mを悔やむことはなかったかもしれない。ツール公式サイト、ステージ総括の見出しも「Simeoni & Landaluze Choose To Loose.(シメオーニとランルーチェは失うことを選択した)」。

ステージの結果

結果詳細(PDF:22KB)

個人総合順位(PDF:21KB)
順位 レーサー チーム タイム
MC EWEN Robbie LOT 3h 32' 55"
HUSHOVD Thor C.A + 00' 00"
O'GRADY Stuart COF + 00' 00"
PINEAU Jerome BLB + 00' 00"
ZABEL Erik TMO + 00' 00"
43 HINCAPIE George USP + 00' 00"
44 ARMSTRONG Lance USP + 00' 00"
65 AZEVEDO Jose USP + 00' 00"
75 BELTRAN Manuel USP + 00' 00"
82 LANDIS Floyd USP + 00' 00"
88 EKIMOV Viatceslav USP + 00' 00"
105 PADRNOS Pavel USP + 00' 00"
106 NOVAL GONZALEZ Benjamin USP + 00' 00"
142 RUBIERA Jose Luis USP + 00' 00"
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