第1ステージ
リエージュ〜シャルルロワ(202.5Km)
気合い、コンディションともにベストであることをそのライディングでライバルたちに見せつけたランス。プロローグを2位で終えたランスは、3賞を独占しているカンチャッラーラの代わりにマイヨ・ベールを着ることになる。
実は00年にD・ミラーが第1ステージ(そう、この年はプロローグがなかった)で優勝した時もランスは2秒差の2位。第2ステージで不本意ながら?マイヨベールを着用している。
第1ステージは平坦ながらも3級4級の山岳カテゴリーが5ケ所も点在するコース。最終40キロ程度がほぼフラットなため、集団ゴール、スプリンターたちの争いが観られそうだ。
キルシプー、僅差でマキュワンを振り切り2年ぶりの勝利
昨日のプロローグの地、リエージュはスポーツの盛んな街だ。1920−30年代に親子2代で活躍したエミール・マッソンが生まれた街でもある。同じベルギー人であるUSポスタルの現監督、J・ブリュイネールは95年のツール第7ステージ、今ステージの逆、つまりシャルルロワ〜リエージュで区間優勝を果たしている。
ベルギーのチーム、ロットは地元での区間優勝を勝ち取りたかったが、ゴールスプリントを制したのはエストニア人レーサー、J・キルシプー(A2R)だった。
スタート後7キロ地点で抜け出した、J・フォイクト(CSC)他5名は、100キロを逃げ続けるが、第2スプリントポイント手前でファッサボルトロのコントールする集団が吸収。ファッサがステージ中盤であるにも関わらず、躍起になって逃げ集団を追ったのは、昨日のプロローグでカンチェッラーラと12秒差のフォイクトが、3つのスプリントポイントでボーナスタイムを稼いでしまうと、マイヨ・ジョーヌがフォイクトに渡ってしまう可能性があったからだ。
次々とマイヨ・ジョーヌに襲いかかる敵
しかし、フォイクトを潰しても敵はまだ集団のなかにいた。第3スプリントポイントでT・ハスホフト(C.A)がトップ通過、懸命に追うカンチェッラーラを振り切り、その差を2秒縮め、暫定で8秒差と迫ってきたのだ。
さらに。 第3スプリントポイントを終え、一息ついた集団から飛び出したのはJ・ピール(CSC)とベルギー人、M・ワウテルス(RAB)。ワウテルスもカンチェッラーラと19秒差、地元での区間優勝、マイヨ・ジョーヌの可能性を夢見ながらピールと協力して逃げ続ける。
ゴールスプリントを制したのは
一時約2分差をつけた2人だったが、集団も猛追を開始、残り3キロ地点で遂に呑み込まれてしまった。マイヨジョーヌを守ったファッサボルトロの列車が次に目指すのは、ペタッキの区間優勝だ。
しかし...
度重なる追撃で疲れてしまったのか、スピードが乗っていない。逆に、それまで力を蓄えていた他チームが折り重なるように行く手を阻む。結局余力に勝ったA2Rのキルシプーが先頭に。最後数十メートルのスプリントで、5番手からペタッキの前を横切り、猛烈な勢いでロットのR・マキュワンが差しにかかるが、僅差で破れ地元での勝利を逃してしまった。
2年前の第5ステージ以来、2年ぶりの区間優勝となったキルシプー。決して調子が良いとは言えなかった今年だが、嬉しい1勝できっと状況も変わるはずだ。
| 順位 | レーサー | チーム | タイム |
|---|---|---|---|
| 1 | KIRSIPUU Jaan | A2R | 4h 40' 29" |
| 2 | MC EWEN Robbie | LOT | 00' 00" |
| 3 | HUSHOVD Thor | C.A | 00' 00" |
| 4 | HONDO Danilo | GST | 00' 00" |
| 5 | NAZON Jean-Patrick | A2R | 00' 00" |
| 35 | EKIMOV Viatceslav | USP | 00' 00" |
| 47 | HINCAPIE George | USP | 00' 00" |
| 48 | ARMSTRONG Lance | USP | 00' 00" |
| 73 | NOVAL GONZALEZ | USP | 00' 00" |
| 79 | RUBIERA Jose Luis | USP | 00' 00" |
| 92 | BELTRAN Manuel | USP | 00' 00" |
| 97 | PADRNOS Pavel | USP | 00' 00" |
| 147 | LANDIS Floyd | USP | 00' 00" |
| 167 | AZEVEDO Jose | USP | 00' 00" |


