トレック・ジャパンジロ・デ・イタリア レポート

今年のマリア・ローザは誰の手に、サマリー&レポート

6月2日(土)
バルドリーノ〜ヴェローナ(43km:個人TT)
[ ルート詳細 ]   [ コース高低差図 ]

サボルデッリ、一矢報いる勝利。ディルーカ、総合手中に。

あいにくの雨模様となった、43キロで争われる個人タイムトライアル。これまで2度の総合優勝を果たしながら、今大会は満足な結果を残せなかったP・サボルデッリ(AST)が米TTチャンピオンのD・ブリスキー(CSC)の記録を38秒塗り替え優勝(平均時速49.299キロ)。D・ディルーカ(LIQ)は、若干のタイムロスをしたものの、2位のA・シュレク(CSC)に総合で1分55秒差をつけ、マリア・ローザをほぼ手中にした。

注目は、昨日までの総合成績でディルーカに2分33秒と迫る21歳の新人シュレクがどのような走りを見せるか、また総合5位につけるE・マッツォレーニ(AST)は、G・シモーニ(SDV)、D・クネゴ(LAM)を得意のTTで逆転、ミラノの表彰台を射止めることができるのか、だった。

ルクセンブルクのTTチャンピオンだったこともあるシュレクは、ディルーカの直前に出走。第1計測ポイントでは、最初から飛ばすディルーカに遅れをとるが、続く計測ポイントでは順調にタイムを縮める。しかし、3分弱のタイム差を逆転するまでには至らず、21歳でのマリア・ローザは夢と消えた。

過去の総合優勝者2人を相手に奮闘したのは、マッツォレーニだ。チームメイトのサボルデッリに36秒差の2位でゴール、昨日まで17秒、1分18秒の遅れをとっていたクネゴ、シモーニを大きく逆転。見事に総合3位にジャンプアップした。

「今日の結果に救われたよ。(第11ステージの)落車は、自分からたくさんのものを奪っていってしまったが、やっと戻ってきた感じさ。」

サボルデッリに続く2位となったのは、逆転表彰台を獲得したマッツォレーニ。不調からエースを降り、アシストとして彼を支えたサボルデッリにとっても、自らの区間優勝と同じくらい喜ばしいことだっただろう。

 

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