5月23日(水)
セッラヴァッレ・スクリーヴィア〜ピネローロ(198km:平たんステージ)
[ ルート詳細 ] [ コース高低差図 ]
時速34.237キロのゆったりしたペースで198キロをこなした第11ステージ。39キロ地点で逃げたのは、コフィディスのM・ビュファーズただ一人。一時9分15秒がつくほどの大差となったが、終盤にスプリンターを抱えるミルラム、ランプレ、プレディクトールといったチームの追い上げでこれを吸収。
最後は、A・ペタッキが完調ともいえるスプリントを見せ、今大会3勝目をあげた。
山岳ステージの谷間であることから、最初の1時間を時速30キロ、次を時速32.5キロ、5時間でも時速33.2キロと、平たんステ−ジとは思えないほどのスローペースでレースは進んだ。
ただ一人逃げ出したビュファーズも、昨日まででトップから58分39秒遅れの142位であったことも手伝って、メイン集団ではマリア・ローザのリクイガスも集団をコントロールせず、ステージ自体が完全に休息モードに入ってしまった。追う方も追われる方も、笑顔がこぼれるサイクリング状態だ。
しかし、この状況はランプレが集団をコントロールし始めると一変する。大差はみるみる縮まり、残り25キロで1分45秒差、次の10キロで26秒差まで詰め寄り、13キロ地点で吸収してしまった。
ミルラムのM・ミューラー中心に加速する集団は、右へ左へ市街地を折れ曲がる。混戦のなか、左から飛び出したペタッキに対し、右から抜け出すR・マキュアン(PRL)。先手を打ったのはマキュアンだったが、ペタッキが捲り上げ、僅差で勝利をおさめた。
スタート直後から気温が上がり続け、恒例のジェラートが集団内で配られるほどの暑さだったが、ゴールに近づくにつれ、雨模様に。スプリンターたちがゴールラインを駆け抜けた直後、濡れた路面にバイクを滑らせ落車したティンコフの選手につられ、ゴールしてくる選手たちが次々と落車した。その中には、危険回避のために集団前方でゴールしようとしたポポビッチまで含まれていた。続きはギャラリーで...。