トレック・ジャパンジロ・デ・イタリア レポート

イタリアが誇るグランツール、ジロ・デ・イタリアとは?

由緒あるグランツールのひとつ、ジロは「世界最高のレース」

今年で第90回大会となるジロ・デ・イタリア。第1回大会は1909年で、ラ・ガゼッタ・デッロ・スポルト社(新聞社)によって主催され、2,408キロ−8区間で争われた。7月にフランスで開催されるツール・ド・フランス、9月にスペインで開催のブエルタ・ア・エスパーニャと並び、グラン・ツールと呼ばれるステージレースだ。

ロードレース好きイタリア人たちにとって、自国開催のジロはやはり特別。「ツールが世界最大のレースなら、ジロは世界最高のレース」と、世界一は絶対に譲らない。そんな彼らの熱狂ぶりは、山岳コースで選手たちを応援する様子にうかがえる。

今年のジロはフランス、オーストリアを通過する3,442キロ。21ステージで構成される。第1ステージのチームTTを皮切りに、マリア・チクラミーノ(ポイント賞)を争う平坦をコースを経た後、ジロ名物の厳しい山岳コースへと続く。中盤以降に控えるドロミテ山塊で勝利した者が名誉あるマリア・ローザ(個人総合優勝)を獲得することになるだろう。

由緒あるグランツールのひとつ、ジロは「世界最高のレース」

マリア・ローザ(個人総合)
ジャージカラー:ピンク
個人総合タイムが最も短い(速く走り終えた)選手に贈られる、最も名誉あるジャージ。1931年に設定されたこの賞は、当時主催していたガゼッタ紙の色がピンクだったことに由来する。ツール・ド・フランスのマイヨ・ジョーヌに相当するもの。昨年はイヴァン・バッソが獲得。
マリア・チクラミーノ(ポイント賞)
ジャージカラー:紫
スプリンターたちが争う着順によって設定されたポイントを多く獲得した選手に贈られる。各ステージのゴール順位、中間スプリント地点の通過順位に応じてポイントが加算される。ジャージの色はシクラメン(紫色)。昨年はパオロ・ベッティーニが獲得。
マリア・ヴェルデ(山岳賞)
ジャージカラー:緑
各山岳コース、平坦コースの峠付近に設定される山岳ポイント地点の通過順位に応じて、ポイントが加算され、これらを多く獲得した選手に贈られる。ジャージの色はグリーン。昨年はマヌエル・ガラーテが獲得。
マリア・ビアンカ(新人賞)
ジャージカラー:白
1982年生まれ、25歳までの選手のなかで、総合タイムが短い者に贈られる。1994年で中止されていたが、今年復活。最後の新人賞を獲ったのは、同年マリアローザも獲得したエフゲニー・ベルジン。

 

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